第一美術関西2022

第一美術関西展2022に出品しました。
京都府立文化芸術会館にて

ウサギが少しずつ出てきて、又、引っ込んでいきます。
ウサギの満ち欠けです。
「月齢」と名付けました。

月齢
月齢
第一美術関西2022
第一美術関西2022

陶器製珈琲焙煎器「珈悦Candy」に新しいサイズが加わりました。

陶器製珈琲焙煎器「珈悦Candy」のシリーズに、新サイズが加わりました。
約250グラム焙煎出来るCandyと、約1キロ焙煎出来るJupiterの間の大きさです。
焙煎済みの珈琲豆を入れてみると350グラムほど入ったので、生豆にすると450グラムほど入れて焙煎出来る計算です。
新しいサイズの珈悦の名前を決めるため、飴玉(Candy)の大なのは英語でなんというのかななんて考えてましたが、頬張るのが大変なくらい大きな飴玉があったらと思うと・・笑顔が・・・Smile・・と決めました。

写真は左から Candy、Jupiter、Smile(案)

珈悦3種
珈悦3種
珈悦3種
珈悦3種

「第一美術選抜京都展」京都市京セラ美術館に出品しました。

京都市京セラ美術館で明日から開かれる「第一美術選抜京都展」に「珈悦CandyとJupiter」を出品しています。
第一美術選抜京都展DM
第一美術選抜京都展DM
以前、京都の陶器業界の販促を目的とする展覧会に「珈悦」を出品したことがあるのですが、その時、何の理由説明も無く「これは、巡回展(京都以外の都市で開く展覧会)には出せません」と言われ、京都の陶器屋の価値観の中では「異質」なのだと理解しました。
今回、京都の陶器業界の因習とは無縁の「第一美術選抜京都展」の場を借りて京都市京セラ美術館に展示して、多くの人に見て頂く機会が得られました。
機能を突き詰めて出来上がった、なんの飾りも無い(色以外??)デザインをご覧頂ければ幸いです。
展示中の珈悦
展示中の珈悦

陶器製ピザ窯「珈悦 Piccolo」

陶器製で、本格的なピザを焼きたいと思い、開発し、陶器製ピザ窯「珈悦 Piccolo」を完成させました。
直径は27センチくらいですが、もう少し大きくしようと考えているため、価格は未定です。

底板に沢山開けた穴からガス火の熱気がドーム内に流れ込むようにしています。
本格的なピザ窯では、窯の中で薪を燃やし、残り火を奥に残して、その手前にピザを置いて焼いている状態を再現しています。

写真のピザはスーパーで売っている某ハムメーカーの物ですが、自分で小麦粉から作ったピザも美味しく焼けます。
ドームを深く作っているので、ピザ以外に焼き芋も焼くことが出来ます。
まだ試していませんが、パンも焼けると思いますので、試したら、又掲載いたします。

陶器製ピザ窯「珈悦 Piccolo」
陶器製ピザ窯「珈悦 Piccolo」
陶器製ピザ窯「珈悦 Piccolo」
陶器製ピザ窯「珈悦 Piccolo」
焼き上がったピザ
焼き上がったピザ
意匠保護登録証
意匠保護登録証

登り窯

炭山の大先輩の陶芸家が登り窯を炊かれるので、ちょこっと品物を入れてもらいました。
4日から焼き始め7日はクライマックスの炭入れで終了しました。
この窯は前の方が登り窯で、後ろが穴窯になっています。

登り窯
穴窯の炭入れ
登り窯
登り窯の炎
登り窯
窯の中

花札の箸置

花札の箸置を新しく作り直しました。
今までは、上絵で彩色をしていたのですが、今回は下絵で色を着けました。
小さく細かな彩色なので、まるで虫眼鏡のようなメガネをかけての仕事です。

花札の箸置
花札の箸置 12種類

花札は、すごく日本的な絵柄で1月から12月までの12枚です。
以前、上絵付けでの彩色した物を東京のデパートで展示販売したときは、お歳を召した奥様が「昔、家族と遊んだ・・懐かしい」と言って、買って下さいました。

花札の箸置
花札の箸置

花札と同じ方法で作った豆皿は下記の本で紹介されています。
『日本料理前菜と組肴』 野崎洋光/柴田書店

珈悦Candyに、ミニサイズ登場

(株)日本API さんから、珈悦Candyを小さくした物を作って欲しいと依頼され制作しました。
かなり小さいですが、肉厚を少し薄い目にし、豆の出し入れ口を狭めたので、100グラム近い生豆を入れて焙煎できました。

珈悦Candyミニ
珈悦Candyミニ

大きさを比べてみました。
左が「珈悦Candy」(生豆を約200グラム焙煎出来ます)
中央が今回作った「珈悦Candyミニ」
右端が「珈悦Jupiter」(生豆を約1,000グラム焙煎出来ます)

珈悦Candy、ミニ、Jupiter
左から、珈悦Candy、Candyミニ、Jupiter

左の赤い方が「珈悦Candy」の台座です。
「珈悦Candyミニ」は、試作時にハンドルを回していると、本体が軽いため、浮いて、台座から外れそうになったため、写真のように縁を高くしました。

珈悦CandyとCandyミニの台座
台座のデザインが少し異なります。

黒い円のところが豆の出し入れ口です。
CandyやJupiterは一回り大きく開けています。

出し入れ愚痴の写真です。
穴を小さく開けています

久しぶりに無茶をやっています!

まだ窯の温度計は700度以上ありますが、早く窯出しをしたいので窯の蓋を少し開けました。
バブルの頃は、1,200度ほどで窯が焼き上がると、すぐに、これ位蓋を開けていました。
そして窯出しの時は綿の軍手を二重にはめて、軍手を焦がしながら作業していました。
毎日これを続けていたときは指の指紋が消えてしまっていました。
久しぶりにそんな頃を思い出しています。

窯を冷ます
高温で真っ赤な窯です
窯を冷ます
高温で真っ赤な窯です